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指導ノウハウ

不登校生徒への対応と学習支援ガイド:個別指導塾でできる包括的サポート

不登校生徒を受け入れる個別指導塾のための実践ガイド。初回面談の進め方、学習計画の立て方、保護者連携、再登校支援まで、信頼関係構築のノウハウを解説します。

2025/12/1

じゅくのすけ編集部


不登校生徒への対応と学習支援ガイド:個別指導塾でできる包括的サポート

文部科学省の調査によると、令和4年度の小中学校における不登校児童生徒数は約29.9万人で、過去最多を記録しています。不登校の背景は多様であり、個別指導塾は学校とは異なる「もう一つの学びの場」として重要な役割を果たすことができます。

本記事では、不登校生徒を受け入れる個別指導塾が知っておくべき対応方法、学習支援の進め方、保護者との連携について、実践的なノウハウを解説します。

1. 不登校の理解

1.1 不登校の定義と現状

文部科学省の定義

  • 何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により、児童生徒が登校しない、あるいはしたくともできない状況にあること
  • 年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的理由によるものを除いたもの

不登校の要因(複数の要因が重なることが多い)

  1. 学校環境に関わる要因

    • いじめ
    • 友人関係のトラブル
    • 教師との関係
    • 学業不振
    • 部活動でのトラブル
  2. 本人に関わる要因

    • 不安・抑うつ傾向
    • 生活リズムの乱れ
    • 無気力
    • 発達障害の特性による困難
    • HSP(繊細さ)
  3. 家庭環境に関わる要因

    • 親子関係
    • 家庭内の不和
    • 経済的困難
    • 家族の病気や介護

1.2 不登校生徒への基本姿勢

個別指導塾が持つべき基本的な姿勢:

1. 否定しない

  • 学校に行けないことを責めない
  • 「怠けている」「甘えている」という見方をしない
  • 本人なりの理由と苦しみがあることを理解する

2. 焦らせない

  • 再登校を性急に求めない
  • 本人のペースを尊重する
  • 小さな一歩を大切にする

3. 安心できる場所を提供する

  • 失敗しても大丈夫な環境
  • 評価されない、比較されない空間
  • ありのままを受け入れてもらえる居場所

4. 可能性を信じる

  • 「できない」ではなく「今はまだできない」
  • その子の強みや興味に注目する
  • 成長を気長に見守る

2. 受け入れ時の対応

2.1 初回面談の進め方

不登校生徒の初回面談は、信頼関係構築の最重要ステップです。

面談前の準備

  • 静かで落ち着いた面談スペースを確保
  • 時間に余裕を持つ(通常の1.5倍程度)
  • プレッシャーを与えない雰囲気づくり
  • 本人が来られない場合も想定(保護者のみでも可)

面談の流れ

  1. アイスブレイク(5〜10分)

    • 緊張をほぐす軽い話題
    • 好きなこと、興味のあることから
    • 無理に話させない(聞く姿勢)
  2. 現状の確認(10〜15分) 保護者から聞くこと:

    • いつ頃から登校できなくなったか
    • きっかけや経緯
    • 現在の生活リズム
    • 家庭での様子
    • 学校との関係(在籍状況、連絡の有無)
    • 専門機関の利用状況(カウンセリング等)

    本人から聞くこと(話せる範囲で):

    • 今どんな気持ちか
    • 好きなこと、得意なこと
    • やってみたいこと
    • 塾に来ることについてどう思うか
  3. 学習面の確認(10分)

    • 現在の学力レベル(無理に確認しない)
    • 得意科目・苦手科目
    • 興味のある分野
    • 学習への意欲(低くても問題なし)
  4. 塾でできることの説明(10分)

    • 学習のサポート
    • 生活リズムを整える場所
    • 安心して過ごせる居場所
    • 再登校を目指す場合のサポート
    • フリースクール的な利用も可能
  5. 具体的な提案(10分)

    • 通塾頻度(週1回から、短時間から可)
    • 授業時間(最初は30分〜60分でも可)
    • 学習内容(本人の興味から始める)
    • 講師の選定(相性重視)

じゅくのすけの「面談日程の自動調整」機能を活用すれば、保護者の都合に合わせた柔軟な面談設定が可能です。不登校生徒の保護者は日中に時間を取ることが難しい場合も多いため、夜間や週末の面談にも対応しやすくなります。

面談時の注意点

  • 根掘り葉掘り聞かない
  • 学校の話を無理にしない
  • 「頑張れ」「大丈夫」を安易に言わない
  • 保護者を責めない
  • 守秘義務を約束する

2.2 講師の選定と研修

適切な講師の条件

  • 共感力が高い
  • 焦らず、急がせない
  • 否定的な言葉を使わない
  • 柔軟な対応ができる
  • 守秘義務を守れる

講師への事前研修

研修で共有すべき情報:

  • 不登校の基礎知識
  • 生徒の背景と配慮事項
  • 避けるべき言葉・対応
  • 緊急時の連絡体制
  • 成功事例の共有

NGな対応例

  • ❌ 「学校行かないと将来困るよ」
  • ❌ 「みんな頑張ってるんだから」
  • ❌ 「甘えてるだけじゃない?」
  • ❌ 「このままだと遅れるよ」
  • ❌ 根拠なく「大丈夫」と言う

良い対応例

  • ✅ 「来てくれてありがとう」
  • ✅ 「無理しなくていいよ」
  • ✅ 「あなたのペースで大丈夫」
  • ✅ 「何か困ったことがあったら教えて」
  • ✅ 本人の興味を尊重する

3. 学習支援の進め方

3.1 段階的アプローチ

不登校生徒への学習支援は、焦らず段階的に進めます。

第1段階: 通塾習慣の確立(1〜3ヶ月)

目標: 塾に安心して来られるようになる

  • 週1回、短時間(30〜60分)から
  • 勉強よりも「居場所」としての機能を優先
  • 好きなこと、得意なことから
  • できたことを認め、褒める
  • 来られなくても責めない

授業例:

  • 好きな本を読む
  • 興味のある話題で雑談
  • 簡単なパズルやゲーム
  • 短い計算プリント(達成感を味わえるもの)
  • イラストを描く、工作をする

第2段階: 学習習慣の再構築(3〜6ヶ月)

目標: 少しずつ学習に取り組めるようになる

  • 授業時間を少しずつ延長(60〜90分へ)
  • 通塾頻度を増やす(週2回へ)
  • 学習内容を本人と相談して決める
  • スモールステップで成功体験を積む
  • 興味のある科目から始める

授業例:

  • 得意科目の復習
  • 興味のある単元の先取り学習
  • 実験や観察を取り入れた理科
  • 読書感想文、創作文
  • 歴史マンガを使った社会科

第3段階: 学力の補填(6ヶ月〜)

目標: 学校の進度に追いつく、または自分の目標に向かう

  • 系統的な学習計画の作成
  • 学校の教科書に沿った学習
  • 定期テスト対策(学校に行く場合)
  • 高校受験を見据えた学習
  • 検定試験へのチャレンジ

授業例:

  • 学年をさかのぼった復習
  • 現学年の内容を並行して学習
  • 過去問演習
  • 英検・数検などの検定対策
  • 小論文・面接練習(受験対策)

3.2 教材と学習方法の工夫

教材選びのポイント

  1. 興味・関心に合わせる

    • 好きなキャラクターが出てくる教材
    • マンガや図解が多い参考書
    • ゲーム感覚で学べるアプリ
  2. レベルに合わせる

    • 「簡単すぎる」くらいから始める
    • 100%できる問題で自信をつける
    • 少しずつレベルアップ
  3. 達成感を得られる

    • 1回で終わる分量
    • 終わったら丸をつける、シールを貼る
    • 「やり切った」感覚を大切に

学習方法の工夫

  • 短時間集中型

    • 25分学習→5分休憩のポモドーロテクニック
    • 集中力が続く範囲で
  • 選択肢を与える

    • 「今日は数学と英語、どっちがいい?」
    • 自己決定感が意欲につながる
  • 視覚化する

    • 学習した単元を色塗りで可視化
    • 進捗が目に見えると達成感
  • デジタル活用

    • タブレット学習
    • オンライン授業の録画視聴
    • 学習アプリ

3.3 出席扱い制度の活用

出席扱い制度とは

文部科学省の通知により、一定の要件を満たす場合、学校外の施設での学習を学校の出席として認める制度があります。

要件(概要)

  1. 保護者と学校の連携・協力が前提
  2. 学校外の公的機関や民間施設での学習
  3. 学習計画が適切であること
  4. 学習状況の報告がされること
  5. 学校長が適切と判断すること

塾での対応

  • 学校に出席扱いの相談をすることを保護者に提案
  • 学習内容や出席状況を記録
  • 学校への報告資料を作成(依頼があれば)
  • 定期的な学習報告

4. 保護者との連携

4.1 定期的なコミュニケーション

不登校生徒の保護者は、大きな不安と孤独を抱えています。

連絡の頻度と内容

  • 授業後の簡単な報告(毎回)

    • その日の様子
    • 取り組んだ内容
    • 良かった点
  • 詳細な面談(月1回)

    • 1ヶ月の振り返り
    • 成長や変化
    • 今後の方針
    • 保護者の悩みを聞く
  • 気になることがあれば即座に連絡

    • 体調不良のサイン
    • 大きな変化
    • 相談したいこと

じゅくのすけの活用:

  • お知らせ配信(グループ)で定期的な情報提供
  • 面談日程の自動調整で柔軟な面談設定

伝え方のポイント

良い報告の例:

  • 「今日は30分集中して数学に取り組めました」
  • 「先週より笑顔が増えたように感じます」
  • 「自分から質問してくれるようになりました」
  • 「興味を持って歴史の話をしていました」

避けるべき表現:

  • 「まだ〇〇ができていません」
  • 「学校のことを聞いてもはぐらかされます」
  • 「このままでは受験が心配です」
  • 「もっと頑張らせてください」

ポジティブな変化に注目

  • 表情が明るくなった
  • 話す言葉が増えた
  • 自分から取り組むようになった
  • 新しいことに挑戦した
  • 時間通りに来られるようになった

4.2 保護者へのサポート

保護者の心理的負担を理解する

不登校生徒の保護者が抱える感情:

  • 罪悪感(「自分の育て方が悪かった」)
  • 孤立感(「誰にも相談できない」)
  • 不安(「この先どうなるのか」)
  • 焦り(「早く学校に行かせなければ」)
  • 疲弊(「毎日が戦い」)

塾ができる保護者支援

  1. 傾聴する

    • 話を否定せず、最後まで聞く
    • 共感を示す
    • アドバイスを押し付けない
  2. 情報提供する

    • 不登校の子どもの進路
    • 利用できる支援制度
    • 専門機関の紹介
    • 同じような状況の保護者のコミュニティ
  3. 希望を持ってもらう

    • 子どもの成長を一緒に喜ぶ
    • 「大丈夫」と安心してもらう
    • 成功事例を伝える(個人情報に配慮)
  4. 保護者自身のケア

    • 「保護者さんも大変ですね」と労う
    • 休息の大切さを伝える
    • 完璧を求めなくていいと伝える

4.3 学校・専門機関との連携

学校との連携

保護者の了解を得て:

  • 担任教師と情報共有
  • 塾での様子を報告
  • 学校の進度を確認
  • テスト情報の共有
  • 出席扱いの相談

専門機関との連携

  • 教育支援センター(適応指導教室)
  • スクールカウンセラー
  • 医療機関(必要な場合)
  • フリースクール
  • 発達支援センター

役割分担:

  • 塾: 学習支援、居場所提供
  • 学校: 籍の管理、進路相談
  • 専門機関: カウンセリング、医療的ケア

5. 再登校支援

5.1 再登校を目指す場合の支援

段階的な再登校プラン

  1. 保健室登校

    • 朝だけ
    • 週1回から
    • プレッシャーの少ない環境
  2. 別室登校

    • 相談室や図書室
    • 授業には出ない
    • 少しずつ時間を延ばす
  3. 一部授業参加

    • 好きな科目だけ
    • 得意な科目から
    • 給食や帰りの会だけでも
  4. 完全復帰

    • すべての授業に参加
    • でも、無理な日は休んでもいい
    • 再び休むことがあっても否定しない

塾での支援

  • 登校日の前日に激励(プレッシャーにならない程度)
  • 登校できた日は一緒に喜ぶ
  • 登校できなかった日も責めない
  • 学校の授業内容をフォロー
  • テスト前の集中サポート

5.2 別の進路を選択する場合の支援

再登校だけがゴールではありません。

様々な進路の選択肢

  1. フリースクール

    • 学校とは異なる学びの場
    • 出席扱いになる場合も
  2. 通信制中学校・高校

    • 自分のペースで学習
    • スクーリングは最小限
  3. 高卒認定試験

    • 中学卒業後、高校に行かなくても大学受験資格を得られる
    • 16歳から受験可能
  4. 通信制サポート校

    • 通信制高校のサポート
    • 週数日の通学
  5. 定時制高校

    • 夜間や昼間の時間帯別授業
    • 働きながら通う生徒も

塾の役割

  • 各選択肢のメリット・デメリットを情報提供
  • どの道を選んでも学習サポート
  • 進路に必要な学力をつける
  • 自己肯定感を育てる

6. トラブルと対応

6.1 よくある困難

ケース1: 突然来なくなる

原因:

  • 体調不良
  • 環境の変化への不安
  • 何か嫌なことがあった
  • 自信を失った

対応:

  1. すぐに連絡せず、1〜2日様子を見る
  2. 保護者に状況確認(無理に来させないよう伝える)
  3. 「いつでも待っています」とメッセージ
  4. プレッシャーをかけない
  5. 再開時は何事もなかったように迎える

ケース2: 感情が不安定になる

原因:

  • 疲労の蓄積
  • 家庭や学校でのストレス
  • ホルモンバランスの変化
  • 思春期特有の揺れ

対応:

  1. 無理に勉強させない
  2. 話したければ聞く、話したくなければ無理に聞かない
  3. 安心できる環境を保つ
  4. 必要なら保護者に連絡
  5. 専門家への相談を提案(カウンセラー等)

ケース3: 学習への意欲が全くない

原因:

  • 学習の遅れへの諦め
  • 自己肯定感の低さ
  • 将来への希望が持てない
  • エネルギーの枯渇

対応:

  1. 無理に勉強させない
  2. 勉強以外の活動を一緒にする
  3. 小さな「できた」を積み重ねる
  4. 興味のあることから始める
  5. 長期的な視点で見守る

6.2 緊急時の対応

自傷行為や希死念慮が疑われる場合

  1. 本人の安全を最優先
  2. 保護者に即座に連絡
  3. 必要なら専門機関(医療機関、相談機関)を紹介
  4. 継続的な見守り
  5. 講師だけで抱え込まない

連絡先の例

  • 24時間子供SOSダイヤル: 0120-0-78310
  • いのちの電話: 0570-783-556
  • チャイルドライン: 0120-99-7777

7. 成功事例

事例1: 中学2年生(女子)- いじめによる不登校

状況

  • 中1の3学期からいじめを受け、不登校
  • 昼夜逆転の生活
  • 学習意欲ゼロ
  • 自己肯定感が極めて低い

支援内容

  • 週1回、午後の時間帯から開始(30分)
  • 最初は雑談と好きなイラストを描く時間
  • 徐々に好きな英語の学習を開始
  • 3ヶ月後、週2回、60分に
  • 生活リズムのアドバイス(朝起きる目標時間を設定)

結果(1年後)

  • 週3回、90分の授業に参加
  • フリースクールにも通い始める
  • 英検3級合格(自信につながった)
  • 生活リズムが改善
  • 通信制高校への進学を決意

事例2: 中学3年生(男子)- 無気力型不登校

状況

  • 中2の夏休み明けから登校しなくなる
  • 明確な理由がない
  • ゲーム三昧の生活
  • 受験が迫るが学習ゼロ

支援内容

  • 週1回、短時間から(ゲームの話から入る)
  • ゲームで使われている英語や数学の話題
  • 得意な数学の問題を一緒に解く
  • 高校の選択肢を一緒に調べる(通信制、定時制など)
  • 高校受験の目標設定

結果(6ヶ月後)

  • 週2回、120分の授業に
  • 学校の別室登校を開始(週1回)
  • 基礎学力を取り戻す
  • 通信制サポート校に合格
  • 「やればできる」という自信

8. まとめ

不登校生徒への支援で大切なことは:

基本姿勢

  1. 否定しない、焦らせない
  2. 安心できる居場所を提供する
  3. 小さな一歩を大切にする
  4. 長期的な視点で見守る
  5. 本人のペースを尊重する

学習支援のポイント

  • 段階的アプローチ(通塾習慣→学習習慣→学力補填)
  • 興味・関心から始める
  • スモールステップで成功体験を
  • 教材や方法を柔軟に工夫する
  • 出席扱い制度の活用も検討

保護者連携

  • 定期的なコミュニケーション
  • ポジティブな変化を伝える
  • 保護者の心理的負担を理解する
  • 傾聴し、共感する
  • 学校・専門機関とも連携

多様な進路の支援

  • 再登校だけがゴールではない
  • 様々な選択肢を提示
  • どの道を選んでも応援する

不登校は「問題」ではなく、その子からの「SOS」のサインです。個別指導塾は、学校とは異なる第三の居場所として、その子が自分のペースで成長できる環境を提供できます。一人ひとりに寄り添い、その子の可能性を信じて支援を続けましょう。


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